
突然ですがPCのキーボードはどのようなものを使っていますか?
ノートPCを使っているとキーボードを選ぶ余地は無いと思いがちですが、実は外付けキーボードを使用して入力したほうが入力速度もミスタイプの数も段違いに変わります。
今回はMicrosoftから発売されているAll-in-One Media Keyboardを購入して使ってみたところ良かったので、決して新しいモデルではありませんがレビューしていきたいと思います!
このキーボードを購入するに至ったきっかけは、キーボード・マウス間の右手の持ち替え動作が煩わしく感じるようになったから。もともとキーボードとマウスには特にこだわりが無かったのですが、触れる時間が増えたことでだんだん気になるようになりました。
(マウスなど使わずにショートカットキーを多用すればいいんじゃない?と思った方、ごもっともです^^;)
ショートカットキーを多用することは今後の目標に設定するとして、今現在、この煩わしさをどう解消するかと考えたときに次の2つが思い浮かびました。
- ノートPCのキーボードを使用する
- トラックパッド付きのキーボードを使用する
外付けディスプレイを使用している関係で、ノートPC本体は隠すように置きたかったので①はナシ!ということで、必然的に②を選択することにしました。
では、なぜトラックパッド付きのキーボードは他にもある中でこれを選んだのか。
それは・・・価格が安い!かつMicrosoftが発売しているということが購入の決め手になりました。ちなみにハイデジはクーポンなどを使用して3,300円ほどで購入しました。
目次

基本情報 | Microsoft All-in-One Media Keyboard |
---|---|
サイズ | 幅 367mm・奥行 132mm・厚さ 1.8mm |
システム要件 | ハードドライブ 150MB |
対応OS | ・Windows Win 10 32 bit(Windows 10 64bit環境でも動作確認済み) Win 8.1 32 bit、Win 8.1 64 bit、Win 8 32 bit、Win 8 64 bit、他 ・MacOS X Mac OS 10.10、Mac OS 10.9、Mac OS 10.8、Mac OS 10.7 ・Android Android 5.0, Nexus 9、Android 4.4.4, Nexus 5、Android 4.2、他 |
接続方式/有線・無線 | USB/無線 |
キー配列 | 日本語 |
テンキーの有無 | なし |
キーボード構造 | メンブレン式 |
キーボードスタイル | アイソレーションキー |
キートップ | 14.5×14.5mm 正方形(表面:緩やかな波型) (「Backspace」「¥」「へ」「ほ」のみ12×14.5mm、「Enter」は11.5~17×32mm) |
キーピッチ | 18mm(一部除く) |
キーストローク | 2.5mm |
カスタムホットキー | 4つ |
トラックパッド面積 | 77mm(横)×78mm(縦) |
マルチタッチ | 2点 |






Microsoft All-in-One Media Keyboardという名前の通り、本来はテレビやゲーム機と接続して使用するのが想定された商品ですが、それをメインPCに使用しています。実際に使用してみて良かったところ、イマイチだと感じたところを書き出してみました。
良いところ | イマイチなところ |
---|---|
すぐ隣にあるトラックパッドがやはり便利 | トラックパッドが少し鈍感 |
タイピングしやすいキー | フルサイズキーボードを搭載してほしかった |
独立左クリックボタンが使いやすい | 独立右クリックボタンも欲しい |
ホットキーが使いやすい(要カスタマイズ) | カスタマイズできるホットキーがもっとあると良い |
軽い | 質感が安っぽい |
タッチとクリックの両方に対応したトラックパッド | 2点までのマルチタッチ |
リビング使用でも安心の防滴仕様 | カラーバリエーションが欲しかった |

Microsoft All-in-One Media Keyboardは本体のたわみなども無いので、膝の上で使用していても不安感や入力のしにくさは感じません。タイピング時の音が小さい点も◎。
質感に関しては改善の余地ありです。プラスチックの色味を変えるだけでも質感は改善できそうです。

取扱説明書に記載は無いのですがAll-in-One Media Keyboardは、Microsoft マウス キーボード センターというソフトウェアを使用してホットキーのカスタマイズが可能です。なぜ取扱説明書に記載が無いのか謎・・・。
購入した方は絶対にマウスキーボードセンターをインストールして、ホットキーのカスタマイズを行うべきです。
Microsoft マウス キーボード センターのダウンロードはこちら!
ちなみにハイデジは4つのボタンを以下のようにカスタマイズしました。
- F4 → シャットダウン
- ホームボタン → 1つ前に戻る
- ミュージックボタン → iTunes起動
- メディアボタン → エクスプローラー起動
All-in-One Media Keyboardを使用する上で便利な、このキーボード独自のショートカットキーがいくつかあるのでまとめておきたいと思います。
Fnキーロック・ロック解除 | 「Fn」+「Caps」 |
Home | 「Fn」+「←」 |
End | 「Fn」+「→」 |
Page Up | 「Fn」+「↑」 |
Page Down | 「Fn」+「↓」 |
Print Screen | 「Fn」+「Space」 |
PrintScreenをピクチャに保存 | 「Windows」+「Fn」+「Space」 |
フルサイズキーボードでは独立して存在するボタンがいくつかショートカット扱いとなっています。
ショートカット扱いにするのは仕方ないとして、ショートカット扱いの機能に関して取扱説明書などでも触れてくれない辺りが不親切ですね・・・(^^;

今回はMicrosoft All-in-One Media Keyboardをレビューしてみました!
最後に改めてポイントをまとめておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
Media Keyboardという名前の通りリビングでのライト使用が想定されたキーボードですが、多少のイレギュラー的な配列を許容できれば十分にメインPCでの使用もOKでした。
ちなみに冒頭で右手の移動距離に煩わしさを感じたことがキーボード購入のきっかけとお伝えしましたが、もちろんこのキーボードの使用でそうした不満は解消されました。しっかりとした押し心地を確保しつつタイピング音が小さいキーボードのため、周りに人がいる環境でも気兼ねなく使用できるのが良かったです。
同じように
- ノートPCライクな操作をしたい方
- キーボードとマウス操作が面倒と感じている方
- なるべくデスクをきれいに保ちたい方(マウスが不要になります)
はぜひチェックをしてみてください。きっと便利さを感じてもらえると思います!