
Google Drive の新しいクライアントアプリ「Drive for Desktop」のローンチ計画が発表されました!これまでのデスクトップ用クライアントアプリと何が変わるのでしょうか?
チェックしていこうと思います!
目次
米Googleは7月12日(現地時間)、今後数週間かけてGoogleドライブの新しいクライアントアプリ「Drive for Desktop」を提供することを発表しました。
これにより、順次新しいクライアントアプリへの移行を促し、2021年10月1日以降、現在個人向けに提供されている「Backup and Sync(バックアップと同期)」は利用できなくなるとのことです。
また法人向けの「Drive File Stream」は名称がDrive for desktopへと変更され、今後数ヶ月中にBackup and Syncの機能が追加されるとのこと。
つまり、整理すると以下のような対応となるようです。
Backup and Sync | 新ドライブアプリ | |
---|---|---|
マイドライブ内のファイルを使用する | 〇 | 〇 |
共有ドライブ内のファイルを使用する | ✕ | 〇 |
マイドライブ内の選択したフォルダのみを同期する | 〇 | 〇 |
マイドライブの個別のファイルのみを同期する | ✕ | 〇 |
Microsoft Office や Photoshop などのネイティブ アプリを使用する | 〇 | 〇 |
Microsoft Office でリアルタイム プレゼンスを使用して編集しているユーザーを確認する | ✕ | 〇 |
Microsoft Outlook、Meet のスケジュールと連携する | ✕ | 〇 |
ドキュメントやデスクトップなど、その他のフォルダを同期する | 〇 | ✕ |
個人の Google アカウントで使用する | 〇 | 〇 |
職場や学校の Google アカウントで使用する | 〇 | 〇 |
写真と動画を Google フォトにアップロードする | 〇 | ✕ |
現在、Googleドライブを利用するためのデスクトップ用クライアントアプリは、企業用の「Drive File Stream」と個人用の「Backup and Sync」の2つに分かれています。
しかし今回の新アプリ移行により、両者が「Drive for Desktop」に集約されることとなりました。
Drive for Desktopはこれまでの2つのアプリと同じ機能を持っているので、不便になることはないようです。
これまでのようにローカルとGoogleドライブ間での同期はもちろんですが、外部ストレージとの自動同期機能なども新たに提供されます。
また、Microsoft OutlookとMeet Scalingとの連携やOfficeファイル編集者のリアルタイム確認も可能になり、外部アプリケーションとの連携が強化されるため、これまで以上に便利になりそうです。
クライアントアプリのインストール率を上げることで、GoogleドライブひいてはGoogle Oneの契約者を増やしたいという意図がありそうですが、個人的にはGoogleフォトへのアップロード機能が無いとされているのが気になります・・・。
なお、新アプリへの移行は以下のスケジュールで行われるとのことです。
Googleは2021年9月中にDrive for Desktop(新アプリ)へ移行しておくことを推奨しています。
ハイデジもGoogleドライブのヘビーユーザーなので今回の移行は見逃せません。早ければ来週週明けから現在のBackup and syncにも移行ウィザードが展開されるようですので、実際に操作してみて移行時の注意点などをまとめたいと思います!
続報もお見逃しなく!