Rakuten UN-LIMIT VI発表会まとめ!

楽天モバイル新料金プラン発表会まとめ!

楽天モバイルが新料金発表会を開催!

楽天モバイルが新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を1月29日発表しました!

現在、楽天モバイルは月額3,278円(税込)で自社エリア内のデータが使い放題となる現行プラン「Rakuten UN-LIMIT V」を提供していますが、新プランはその現行プランをアップデートする形で提供され、4月1日より手続き不要で現行プラン全契約に自動適用されます。

気になる新プランの内容は?

現行プランの場合、自社エリア内データ通信使い放題・パートナーエリア内最大5GBまで3,278円(税込)としていますが、新プランの「Rakuten UN-LIMIT VI」は段階制プランに移行します!

Rakuten UN-LIMIT VIは段階制プランとなる
Rakuten UN-LIMIT VIは段階制プランとなる
  • 0GB~1GB    0円
  • 1GB~3GB   1,078円(税込)
  • (ただし2回線目以降の契約は、0~3GBまで1,078円(税込))
  • 3GB~20GB  2,178円(税込)
  • 20GB~無制限 3,278円(税込)

今までは自社エリア内使い放題で3,278円でしたので、様々な利用者にフィットしやすい料金プランになると言えそうです。また、繰り返しになりますが4月1日以降手続き不要で自動的に新プランが適用されるのは良いところです(^^)

これまで通りRakuten Link使用で通話し放題!

Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題

楽天モバイルの特徴のひとつとなったRakuten Link。楽天モバイル同士の通話だけでなく他社携帯や固定電話への通話も無料なのが嬉しいポイント。僕も楽天モバイルを使っていますが、他社契約時より気兼ねなく電話ができるようになりました。そんなRakuten Linkがこれまで通り提供されます。

新料金プラン同士で比較すると?

このところ大手携帯各社で新料金プランの発表がなされています。今までより格段に安い料金プランなので各社魅力的な内容になっていますが、今回のRakuten UN-LIMIT VIと比較すると以下のようになるようです。

各社新料金プラン比較

各社の新料金プランはほぼ横並びと言える料金体系になっていますが、Rakuten UN-LIMIT VIで言えば段階制プランを導入することによりライトユーザーに優しい内容になっていると言えます。また、楽天モバイルはRakuten Linkアプリを経由することで時間無制限のかけ放題を実現しています。

なお3大キャリアの場合、申し込みをWeb限定とすることで人件費をカットし、それを料金プランに反映させているというロジックで新料金を発表しています。一方で楽天モバイルの場合は現行料金プランのアップデートで、あくまでもワンプランで提供するとしていることから、今まで通り楽天モバイルショップにて店頭契約申し込みを可能としています。

本日の発表会で楽天の三木谷社長は、デジタルデバイドを助長する状況になっていることを指摘していましたが、今回の新料金プランの内容からもそうした、煩わしいこと・障壁になることを取り除こうとする姿勢が伺えます。

楽天モバイルに気になる点はないのか?

ここまで褒めちぎって紹介してしまった楽天モバイルの新プラン。気になることは無いのでしょうか。実際に楽天モバイルをメイン回線として使用している僕が思っていることをお伝えします。

自社エリアの範囲が狭い

前々から言われていることですが、自社エリアの急拡大を事あるごとにアピールしていますが、まだまだ自社エリアの範囲は狭いです。東京23区内においては確かに自社回線につながる場面が増えていますが、ひとたび23区外に出てしまえばパートナー回線に接続・・・。パートナー回線を使用する場合は使い放題にはならないため、使い放題を謳う以上は自社エリアの拡大が急務です。

例えばハイデジの住んでいる神奈川県横浜市港北区。楽天モバイルHPにおけるエリアマップでは、2021年1月現在自社回線エリアとされている地域に住んでいますが、実際につながるのはパートナー回線。エリアマップの信ぴょう性を疑ってしまう今日この頃です。。

パートナー回線での通信は5GBまで

こちらも前々から指摘されていますね。ライトユーザーには5GBでもそれなりの容量ですが、ヘビーユーザーには5GBは心もとないです。ハイデジの使用ケースでは自宅でWi-Fiを使用していることから、5GBを超えてパートナー回線を使用したというケースは今まで一度ありませんが、上で述べたように使い放題を大きく謳うのであれば、自社エリア外でも使い放題にするか・早急な自社エリアの拡大を望むところです。(現在は無料で使用している身ですので、本来大きなことは言えないのですが。。)

一方で、5GB 2,980円と考えると割高感のある現行料金プランですが、今回の料金プラン改定によって多少その割高感は薄れるとも言えそうです。

Rakuten Linkにおける通話品質

Rakuten Linkを使用した通話は確かにかけ放題になり便利なのですが、通信回線を使用しての通話(極端な話LINEオーディオと同じ)となるため、通信状況や周囲の状況によって通話が途切れてしまったりノイズが載ってしまうことも・・・。

通話品質の観点から言えば、通信回線でなく通話回線での通話提供となるドコモ・KDDI・SoftBankの方が確実に上です。この辺りは通話をどのような用途でどれくらいするのかという軸で考え、携帯会社を検討したほうが良いと思います。

たまにしか通話はしない・家族・友人同士の他愛ない話で通話は使用するという方であれば良いと思います。逆にビジネス利用はオススメしません

5Gエリアが極端に狭い

これはどこのキャリアにも言えることですが、2021年1月現在、5G提供エリアが極端に狭いです。楽天モバイルの場合は6都道府県にのみ5Gが提供されていますが、さらにその中でも範囲は限定的なため、5Gに期待して楽天モバイルを契約するのはNGです。

5Gに期待するなら他社3キャリアにしておくべきでしょう。

1年無料キャンペーンは残り80万契約!

本日の発表会で1年無料キャンペーン利用者は220万契約であることが明らかにされました。もともと300万契約限定でのキャンペーンとされていましたので、残り80万契約がキャンペーンの対象となります。
今回の料金プランの改定によりライトユーザーがより流れ込むことが予想されるため、キャンペーン対象に入り込むには早めの申し込みが必須です!

楽天モバイルに圏外はなくなる?!

本日の発表会で三木谷社長は、2023年中を目途に衛星を利用した基地局の使用を開始すると言っていました。衛星を利用することで災害などにも影響されにくい通信環境となり、日本全国隅々まで電波が行きわたり圏外が無くなるとのことです。実現可能性についてはまだ疑問が残りますが、夢のある話があることは良いことですね。

まとめ

以上、1月29日に行われた楽天モバイルの新料金プラン発表会の内容を元に記事にしてみました。新生携帯電話キャリアということから、まだまだ不安な点や気になることも多いですが、だからこそ今までの慣習にとらわれない型破りな提案が可能なのかもしれません。

かつてボーダフォンからSoftBankに変わった時も、他社を驚かせる料金プランを発表することでシェア拡大を狙い、今では3大キャリアと言われる状況にまで成長しました。楽天モバイルもその中に食い込めるのかこれからも期待して注目していきましょう。

本記事中の画像はすべて楽天モバイル公式ページより引用させていただきました。

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