日本販売開始前のGalaxy Buds Proを一足早く購入しました!Galaxy S21シリーズと合わせて日本でも販売が開始されると思われますが、開封および使用レビューを行いますので購入を検討される方はぜひご覧ください。
なお、今回は香港版のGalaxy Buds Proを用意しました。香港版は技適認証を取得していないため、総務省の「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の届け出を行っています。
↓Galaxy Buds Proってなに?という方はコチラもご覧ください↓(^^)/

目次
それではさっそく開封していきます!写真多めです。



説明書と保証書を取り出して、同梱物を全て並べてみました!同梱物は以下の通りです。
- Galaxy Buds Proケース(イヤホン含む)
- USB Type A to Cケーブル
- イヤーピース(S,L Mはイヤホン本体に装着済み)
- クイックスタートガイド
- 保証書








気になったのでイヤーピースを外してみました。若干楕円形状のノズルは非常に浅くイヤーピースも特殊形状となっており、イヤホン本体とイヤーピースは外れやすいということはありませんでした。
一方で、好みのイヤーピースを使用したい人には形状が合うか確認する必要がありそうです。

イヤホンのケースを開けた状態でスマートフォン(Galaxy S20+5G)のロック解除を行うと、すぐにGalaxy Buds Proが検出されSmart Thingsサーバーと同期するか尋ねてきました。
このようなUI/UXはiOSデバイスでは当たり前になりつつありますが、Androidデバイスではまだまだ珍しいのではないでしょうか。こうした体験ができるだけでもスマートフォンとイヤホンなどのアクセサリーを同じメーカーで揃える価値が生まれそうです。

Smart Thingsサーバーとの同期は瞬時に終わってしまい、その後の操作や設定についてのサジェストは無いので自分でGalaxy Wearableアプリを開きます。
・・・サーバー同期後、その後の設定に関してサジェストしてほしかったなぁ。このあたりのUI/UXについてはもう少し調整が必要そうです。

Galaxy Wearableアプリをすぐに周辺のウェアラブルデバイスがスキャンされ、その下にGalaxy Buds Proと表示されました。
Galaxy Buds Proの文字をタッチして次の画面へ。

スタートアップ画面が表示されたら診断情報の報告(任意)を選択し、次へ。

画面が切り替わるとソフトウェアアップデートの確認があり、すぐに更新が始まりました。更新には3分程度要しましたのでその間に取扱説明書に目を通しておくのが良いかもしれません。
Galaxy Wearableアプリ スクリーンショット

更新が完了した後のGalaxy Wearableアプリのスクリーンショットです。ANCは高と小の2段階から選べます。BoseのQuiet Comfort EarbudsなどではANCの強度を11段階から設定が可能なので、ここは残念なポイント。
音声検出はSonyで言うところのSpeak to Chat機能で、音楽再生中に何か話すと自動的に周囲の音を取り込み会話などをすることができます。
イヤホンに搭載されているタッチセンサーはOFFにすることもできるほか、長押しした時の機能を
- ノイズコントロール切り替え(ANC⇔周囲の音)
- Bixby
- 音量アップ/ダウン
の3種類から選ぶことができます。なお片側ずつそれぞれ別の機能を割り当てることはできないようです。
セットアップが完了したので早速装着、試聴もしてみました。

まずは装着感から。
ANC対応完全ワイヤレスイヤホンとしては小ぶりな筐体となっており、形状も耳に合わせたものとなっているため、フィット感は良いです。上で紹介したようにノズルが浅いので耳の穴への圧迫感も特に感じられません。
筐体の大きなイヤホンだと耳が痛くなってくるハイデジですが、試しに3時間ほど連続で装着してみた結果、耳が痛くなることはありませんでした。これならちょっとしたお出かけや移動の際にも安心です。
次回は3時間以上着用してみて、痛みなどが出てくるようであれば報告したいと思います。
期待のかかるANCについて。
ハイデジの感覚で以下のようにまとめてみましたが、指標がわかりづらいのと個人差がありますのでご了承ください。。
音源・場所 | 程度 |
テレビの音 | 大きな音量にしても低音が消え、人の声しか聞こえない |
エアコンの音 | 完全に消えてしまう |
キーボードの打鍵音 | 4分の3程度軽減される |
電車内 | 走行音がほぼ軽減され、車内アナウンスは聞こえる |
車の通過音 | 大幅に軽減される(感じないほどではない) |
街中での環境音 | 大幅に軽減される(感じないほどではない) |
結論。ANCは比較的強力な性能を有していますが、Bose Quiet Comfort EarbudsやSONY WF-1000XM3と比べると、一段劣ります。装着した瞬間からハッとするような静けさに包まれるというほどではないです。
ただ、デジタル耳栓として使用するのではなく、あくまでもリスニング用として使用するのであれば音楽にかき消されてしまいますので、事実上何も聞こえなくなるとも言えます。
気になる音質はドンシャリ寄りのフラットです。低音・高音がきちんと感じられ中音域もそれに負けていないことから、全体的に音に厚みが感じられます。なお高音は耳に突き刺さるほどではありません。
またGalaxy Buds ProはGalaxy Wearableアプリ上でイコライザー設定が可能です。本格的な調整はできませんが以下の6つから選べます。
- 標準
- 低音ブースター
- ソフト
- ダイナミック
- クリア
- 高音ブースター
変に強調されてしまうと本来の音楽が楽しめないと思い、普段はあまりイコライザーを使わないハイデジですが、どのイコライザーも程よい変化です。個人的にはダイナミックが好きでした。
上記のレビューを踏まえて良いところとイマイチなところをまとめてみました。
- コンパクトな筐体
- 軽やかな装着感
- スムーズなペアリング
- 万人受けされるであろう音質
- 360°オーディオ対応
- やや心もとないバッテリー持続時間
- ANCの調整が2段階
- 長押し操作が左右で別機能を割り当てあてられないところ
- ノズルとイヤーピースがやや特殊形状
ここまで開封・使用感に関するレビューを行ってきましたがいかがでしたでしょうか。
特に素晴らしいと思ったのが、ANCを搭載しつつ本体が小さめなので耳への収まりがよく装着感が良いことです。これなら運動をしても外れてしまうということも無いでしょう。
また完全ワイヤレスイヤホンの高級機が載せている機能をバランスよく網羅しており、そのどの性能も必ずしも100点とは言えませんが平均点以上の実力を有していることから、他の完全ワイヤレスイヤホンに対して十分戦える実力を備えています。
今回のレビューでは試せませんでしたが、今後Galaxy S21シリーズ以外のGalaxyスマートフォンにおいても360°オーディオを利用できるようになり、その性能や体験によってはさらに満足度の高いイヤホンになると思われます。やはりGalaxy Budsシリーズを使用するのであればスマートフォンもGalaxyであることがベストな組み合わせだと思われます。
極めつけは価格。これで海外と同等の価格(約2.1万円)で販売が開始されたら、相当人気が出るイヤホンになると思います!Galaxy S21シリーズのキャリア販売開始が2021年3月~5月だと思われるので、Galaxy Buds Proの販売もおそらくそのころでしょう!待ち遠しいですね(^^♪
Galaxy Buds Proの日本版が発売開始となりました!発売後、Amazonでは若干の値下がりにより19,800円(税込)という価格で購入可能です!
また合わせてGalaxy S21シリーズも日本発表となりました!Galaxy S21+ 5GおよびGalaxy S21 Ultra 5Gの購入でGalaxy Buds Proのプレゼントキャンペーンも開始されます♪詳しくは以下の記事をチェック!

Galaxy Buds Proは今後もしばらく使用していくので、また新たな発見や機能追加、日本での販売開始日決定などのニュースがあれば、このブログに掲載していきたいと思います!どうぞお楽しみに!
Galaxy Buds Proの360°オーディオの実力は?!↓レビュー記事はコチラ!↓
