
みなさんこんにちは、3度の飯と同じくらいガジェットが好きなハイデジ(@hidigicom)です。
2021年のスマートフォンの中でもトップクラスの性能を誇る、最強ゲーミングスマートフォンROG Phone 5、皆さん気になりますよね。
ハイデジも同じように気になっていたので早速触ってみたところ、その性能・動作に驚かされるばかり・・・でした 笑
早速レビューを行いますので少しでも気になった方はポチる準備をしておくことをオススメします!
目次
先にROG Phone 5の注意点を挙げておきます。この3つのどれかでも無いと困るという方は、サブスマホとしてROG Phone 5を使用するか、別の端末を使用するか検討しましょう。
ROG Phone5は2021年に発表されるCPUでの中でも最上位に位置するSnapdragon 888を搭載しています。
Snapdragon 888は2020年の最上位CPU、865シリーズと比較して25%〜35%程度性能が向上しているとされており、省電力性能も向上しています。
また、搭載されているROMについても12/16/18GBと、どのモデルを選んでもその他のハイエンドモデルと同等もしくはそれ以上となっていますので、ゲーム中にメモリ不足になってゲームが落ちてしまうという心配もありません。
ROG Phone5には6.78インチ(2,448×1080)有機ELディスプレイが搭載されており、そのリフレッシュレートは最大144Hz、応答速度1ms、タッチサンプリングレート300Hz、タッチ反応速度は24.3msという書き換えだけでなくタッチ感度も非常に速いものとなっています。
つまりFPSなどのシューティングゲームにおいても非常に細かく速い描写が可能な上、タッチ操作についても正確に反応するので思い通りの操作が可能ということです。
なお、ディスプレイのガラスはCorning Gorilla Glass Victusが使われており、こちらも2021年時点で最も傷に強いものとなっています。
まさにスマホ史上最強のディスプレイと言っても過言ではありません。
グラフィックが優れたゲームをスマホで楽しむ上で気になるのがバッテリーの持ち。
ROG Phone 5は高性能CPUや高速な大型のディスプレイを搭載しているからこそ、バッテリーも6,000mAhという大容量なものになっています。ゲームの種類や使用状況にもよりますが、これならまず電池がすぐに無くなってしまってプレイに集中できないということも無いでしょう。
一方で大容量バッテリー最大の不都合な点は、容量が大きいゆえに充電に時間がかかるという点。。。
その点は最大65Wの急速充電に対応することでカバー。本体に付属の充電器とケーブルを使用することで最短約52分という驚異的な速さで充電をすることが可能となっています。
さらにUSB Type-C端子を本体側面と底面に2つ搭載。縦でも横でもその時充電しやすい端子を使って充電することが可能です。

ROG Phone 5には快適にゲームを楽しめるよう6つの別売りアクセサリーが発売されています。その種類は多岐にわたり、本体の冷却性能を上げるファンから急速充電アダプター、ノイズキャンセリングヘッドホンなどもあります。
Snapdragon 888は性能こそ優れているものの比較的発熱しやすいCPUなので、長時間本格的にゲームを楽しみたいという方は「AeroActive Cooler 5」と「Kunai 3 Gamepad」の2つは用意しておくのがオススメです。
ROG Phone 5はGameFXオーディオシステムを搭載。7マグネットデュアルスピーカーを左右対称に配置することで本体スピーカーを使用した際も没入感の高いサウンドクオリティを実現しています。
また、ハイエンドクラスのスマートフォンでは省略されることの多い3.5mmオーディオジャックがROG Phone 5では復活!ロスレスオーディオにも対応したESS製ハイエンドDACを採用することで、クリアかつ迫力ある音楽を楽しむことが可能です。
ROG Phone 5はDSDV・5Gにも対応しており、キャリア回線と格安SIMの使い分けをすることも可能。
SIMロックフリー機として販売されていることから、「使いたいSIMにスマホが対応していないことがほぼ無い」と言え、SIM選択の幅が広いのも特徴の1つとなっています。
ROG Phone 5のスペックは下記の通りになっています。
スペック | ROG Phone 5 |
---|---|
価格 | ROM12GBモデル 99,800円(税込) ROM16GBモデル 114,800円(税込) ROM18GB(Ultimate)モデル 149,800円(税込) |
サイズ・重量 | 高さ173mm×幅77mm×厚さ9.9mm 約239g |
本体色 | ファントムブラック ストームホワイト |
OS | Android 11(ROG UI) |
CPU | Snapdragon™ 888 5G(オクタコアCPU) 2.84GHz Adreno 660 |
内蔵メモリ | RAM 12/16/18GB / ROM 256/512 GB |
外部メモリ | 非対応 |
バッテリー | 6,000mAh(内蔵電池) 最大65W急速充電対応 |
外部接続端子 | USB Type-C × 2 |
連続通話時間 | 不明 |
連続待受時間(静止時) | 不明 |
ディスプレイ | 約6.78インチ ワイドAMOLEDディスプレイ Corning® Gorilla® Glass Victus 2,448×1,080ドット (フルHD+) (144Hz) |
通信 | Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Bluetooth:Ver.5.2 |
5G | 対応(Sub 6) |
リアカメラ | 6,400万画素 広角カメラ (メインカメラ/IMX686) 1,300万画素 超広角カメラ (2ndカメラ) 500万画素 マクロカメラ (3rdカメラ) |
インカメラ | 2,400万画素カメラ |
オーディオ | 3.5mm オーディオジャック Hi-Res Dirac HD Sound デュアルフロントスピーカー クアッドマイク |
ゲーム | 144Hz描写 / 応答速度1ms タッチサンプリングレート300Hz / タッチ反応速度24.3ms |
防水 / 防塵 / 耐久性 | 非対応 / 非対応 / Corning Gorilla Glass Victus |
便利機能 | ジェスチャー対応のLRトリガーボタン 日本語入力:Atok for ASUS |
本体左側面:USB Type-C 端子・クーラー接続用カスタムポート・SIMカードスロット
本体右側面:ボリュームキー・電源キー・マイク穴

本体上部:マイク穴のみ

本体下部:3.5mmオーディオジャック・USB Type-C 端子
次に前作ROG Phone 3から進化した点をチェックしていきます!
スペックシートを作成してみました。
並べてみると前作のROG Phone 3も十分な性能をもっており、2021年も不自由なく使える端末であることがわかります。
スペック | ROG Phone5 | ROG Phone3 |
---|---|---|
価格 | ROM12GBモデル 99,800円(税込) ROM16GBモデル 114,800円(税込) ROM18GBモデル 149,800円(税込) | 109,780円(税込) |
サイズ・重量 | 高さ173mm×幅77mm×厚さ9.9mm 約239g | 高さ171mm×幅78mm×厚さ9.85mm 約240g |
本体色 | ファントムブラック ストームホワイト | ブラックグレア |
OS | Android 11(ROG UI) | Android 10(ROG UI) |
CPU | Snapdragon™ 888 5G(オクタコアCPU) 2.84GHz Adreno 660 | Snapdragon™ 865 Plus (オクタコアCPU)3.1GHz Adreno 650 |
内蔵メモリ | RAM 12/16/18GB / ROM 256/512 GB | RAM 12/16GB / ROM 512 GB |
外部メモリ | 非対応 | 非対応 |
バッテリー | 6,000mAh(内蔵電池) 最大65W急速充電対応 | 6,000mAh(内蔵電池) 最大30W急速充電対応 |
外部接続端子 | USB Type-C × 2(下部・側面) | USB Type-C × 2(下部・側面) |
連続通話時間 | 不明 | 約2,640分 (3G)/ 約2,340分 (VoLTE) |
連続待受時間(静止時) | 不明 | 約508時間 (3G)/ 約552時間 (VoLTE)/ 約384時間 (5G) |
ディスプレイ | 約6.78インチ ワイドAMOLEDディスプレイ Corning® Gorilla® Glass Victus 2,448×1,080ドット (フルHD+) (144Hz) | 約6.59型インチ ワイド AMOLEDディスプレイ Corning® Gorilla® Glass 6 2,340×1,080ドット (フルHD+) (144Hz) |
通信 | Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Bluetooth:Ver.5.2 | Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Bluetooth:Ver.5.1 |
5G | 対応(Sub 6) | 対応(Sub 6) |
リアカメラ | 6,400万画素 広角カメラ (メインカメラ/f1.8/IMX686) 1,300万画素 超広角カメラ (2ndカメラ) 500万画素 マクロカメラ (3rdカメラ) | 6,400万画素 広角カメラ (メインカメラ/f1.8/IMX686) 1,300万画素 超広角カメラ (2ndカメラ) 500万画素 マクロカメラ (3rdカメラ) |
インカメラ | 2,400万画素カメラ | 2,400万画素カメラ |
オーディオ | 3.5mm オーディオジャック Hi-Res Dirac HD Sound デュアルフロントスピーカー クアッドマイク | Hi-Res Dirac HD Sound デュアルフロントスピーカー クアッドマイク |
ゲーム | 144Hz描写 / 応答速度1ms タッチサンプリングレート300Hz / タッチ反応速度24.3ms | 144Hz描写 / 応答速度1ms タッチサンプリングレート270Hz / タッチ反応速度25ms |
防水 / 防塵 / 耐久性 | 非対応 / 非対応 / Corning Gorilla Glass Victus | 非対応 / 非対応 / Corning Gorilla Glass 6 |
便利機能 | ジェスチャー対応のLRトリガーボタン 日本語入力:Atok for ASUS | ジェスチャー対応のLRトリガーボタン 日本語入力:Atok for ASUS |
単純な比較ができませんがスターティングプライスが安くなったのがROG Phone 5の特徴ということができます。ROM 12GB / RAM 256GBモデルで税込99,800円~となっており、手に取りやすくなっているのは見逃せない点です。
ゲームを楽しむ人の中には、音質・遅延の観点からもイヤホンはまだまだ有線の方が良いという方もいると思いますが、ROG Phone 5では3.5mmオーディオジャックが復活しました!
さらにオーディオジャックにはハイエンドDACを搭載しているので、音楽も楽しめる仕様になっています。
ROG Phone 5はROG Phoneシリーズで最も充電スピードが速い端末になりました。
最短52分で充電が完了するのでゲームプレイの休憩中にサッと充電をしたり、寝落ちしてしまって夜充電するのを忘れた!という時でも、朝の支度中に充電が完了してしまうということも。
大きなバッテリーを搭載しているからこそ急速充電が活きてきますね。
それではROG Phone 5を開封の様子からチェックしていきましょう!






同梱品は「ROG Phone 5本体・ACアダプター・USB Type-C to Cケーブル・保護ケース・端子保護キャップ・取扱説明書・ステッカー」となっています。





ROG Phone 5を実際に使用してみてどうだったのか使用感もレビューしていきます!
まずはROG Phone 5でAntutuベンチマークとGeekbench5をテストしてみました!
なおバージョンはAntutuベンチマークがV9.0.8、Geekbench5が5.4.1でテストしました。


その結果がこちら!
Antutuベンチマークのスコアが819,274点、Geekbench5のスコアはシングルコアが1,130点・3,659点となりました!2021年最強スマホは言い過ぎではないというのがお分かりになるかと思います。
ベンチマークスコアと言われてもよくわからないという方は、2021年最強クラスの性能を持っているためどんなゲーム・作業をしても快適に動作するということだけ覚えておきましょう!
基本動作についてはベンチマークスコアがすごいことになっているということからも、何をしてもサクサクと動くので不満がなく文句の付け所がありません。
強いて言うならば「重さ」が気になるでしょうか。やはり239gは片手持ちではずっしりと感じますし、寝スマホがしずらいです(^^;
個人的にはIMEとしてATOKがインストールされていることに驚きました。これは嬉しい!
6.78インチの有機ELディスプレイは大きいこともあって迫力があります。
Galaxy s20 5Gと比較すると画面輝度も高く、デフォルト状態の色温度は若干青み強い印象です。
Xモードで画面リフレッシュレートを144Hzに固定した上でTwitterやWeb上でスクロールを行うと、スルスル・ヌルヌルと動くのはもちろん、スクロール中の文字が読めることに驚きました。
これなら速読ができるかも?笑
これも本当に驚きました。
普段使用しているGalaxy S20 5Gも比較的スピーカー音質はいい方だと思いますが、デュアルフロントスピーカーを採用しているからか、より没入感のある音が楽しめます。
ゲームはもちろんのこと、YouTubeなどでMVを流していても恩恵を受けられるため、個人的にはスピーカー音質の良さは嬉しい点でした。

ROG Phone 5にはArmoury Crate(アーモリークレート)という、ASUSのゲーミングPCにも搭載されているデバイス設定アプリがインストールされています。
Armoury Crateを使用することでゲーム中の通信環境・リフレッシュレート・システムパフォーマンス・タッチレスポンスなどの設定をまとめて行うことが可能です。
またゲームごとに設定を変えることも可能なので、ハイパフォーマンスを引き出して遊びたいゲームなのか、そこそこの性能にしてバッテリー持ちを持続させるのかなど、自分でゲームや状況に合わせて設定を変更することが可能です。
6,000mAhのバッテリーは普通に使う分にはやはりなかなか減りません。
一方で高画質なゲームで遊べば遊ぶほどSnapdragon 888の特徴でもある発熱が発生するため、バッテリーがなかなか減らないという印象は受けないと思います。
救いなのが65Wの急速充電に対応したため充電時間が非常に短く、少し充電しただけで思ったよりもバッテリー残量が増えている点が良いところです。
ROG Phone 5には6つの別売アクセサリーが存在します。
ROG Phone 5と同時購入することで10%OFFになるキャンペーンなども行われていますので、アクセサリーについてもチェックしておきましょう!

AeroActive Cooler5はROG Phone 5用の外付けクーリングファンで、CPU搭載部分に風を当てて冷やすことで最大15℃も温度を下げることが可能。
さらに物理ボタンが2つあり、そのボタンをゲームで使用することも可能。スタンドも内蔵しているなど実用性も抜群なため、ゲームを本気でやりこむなら持っておくべきアクセサリーと言えます。
価格は5,980円(税込)です。

Kunai3 GamepadはROG Phone 5を挟み込むようにして使うコントローラー。
十字キー・サムスティック(L、R)・フェイスボタン(A、B、X、Y)・バンパー(L、R)・トリガーボタン(L、R)・ファンクションボタン(M1、M2)・ショートカットカットキー×4(電源/ホーム、選択、スタート、ROG)などボタンの数も多く、家庭用ゲーム機と同様の操作を可能にします。
バッテリーによって駆動し、6時間ほど連続使用が可能です。価格は12,080円(税込)

ご覧の通りなんの変哲もないUSB Type-C to Cケーブルです。
特徴は1.8mという長めのケーブルになっている点。充電しながらROG Phone 5を使用したいけど、付属ケーブルは短すぎという方は買っても良いかもしれません。
価格は1,780円(税込)。

こちらはROG Phone 5に付属している充電アダプターとケーブルのセット、まったく同じものです。
価格が3,980円(税込)と65W急速充電に対応した充電アダプターにしては比較的安いため、予備として持っておくのも良いかもしれません。

こちらはROGブランドを冠した有線イヤホン。
税込6,980円にしてはキャリングケースが付属しているなど、付属品も充実しています。
自分は直接このイヤホンを試したわけではありませんが、ROG Phone 5の3.5mmオーディオジャックはハイエンドDACが搭載されているなど音質が良いので、有線イヤホンを積極的に使うのも良いと思います。
ノイズキャンセリングヘッドホンって一度使うと手放せなくなりませんか。
ROG Strix Go BTはBluetoothによるワイヤレス接続を可能にしたaptX対応のアクティブノイズキャンセリングヘッドホン。ASUS AIノイズキャンセリングマイクを搭載することでゲーム中の会話もクリアに保てるようになっています。
価格は27,578円(税込)とお高めではありますが、本体との同時購入によって10%の割引が入るキャンペーンを2021年6月30日まで実施しているため、24,821円(税込)で購入が可能になっています。個人的には一番気になるアクセサリーです。
ここまでいかがでしたでしょうか。
ハイスペックスマホに相応しい性能を持っているROG Phone 5。ゲームをする人はもちろん、ゲームはしないけど一度買ったら長期間機種変更はしたくないという人にもオススメできる端末になっています。
ハイスペックゆえに、向こう数年間は不満のない動作が楽しめるはずです。
なお、最後に冒頭にも書いた3点をもう一回貼っておきます。
この3つが特に問題ないということだったらすぐにポチってOKです!買って後悔することは無いはずです。
家にいることが増え、最近ゲームで遊ぶようになったという方も次のスマホはゲームに特化したスマホにしてみるというのはいかがでしょうか。皆さんもROG Phone 5で快適なスマホゲームライフを!