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皆さんは外付けSSDを使用されてますか?
購入当初からSSDがケースに入った状態で購入した方・SSDとケースを別でそれぞれ用意した方、いろんな方がいらっしゃると思います。
僕の場合は後者でした。その昔PCをSSD化して使っていましたが、PC買い替えの際に、まだ使えそうなSSDをテキトーに用意したケースに入れて時々使っていました。
今回はその”ケース”にまつわる話です。もし、購入からしばらく経つけど、ケースは一度も交換したことがないという方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。僕と同じような驚愕体験を得られるかもしれません。

そもそもケースを交換しようと思ったきっかけは、ガジェットの端子をUSB Type-Cで揃えたいというところからでした。今まで使っていたケースはMiniUSB Type-Bの端子でしたし、よく見ると使ってなさすぎのせいか若干錆びていました・・・汗

というわけで早速ケースを探します。
ケースを購入するにあたり重視したのは次の3点です。
- USB Type-C端子 ←これは絶対!外せません。
- アルミ製←冷却効果が高そうなのと見た目の良さでなんとなく。
- 安い←消費者はわがままな生き物です。笑
Amazonで条件が合いそうなものを検索したところ、以下のものがヒットしました。レビューもさらっと読みましたが特に問題はなさそうということと、ヘアライン加工の黒いアルミで見た目も悪くない、そしてなにしろ安い!ということで購入ボタンをポチッとしました。

ところで、うちで眠っていたSSDは「Crucial M550 SSD(256GB)」でした。発売からまもなく7年が経ちますし、公式ページに載っているような最新のものでもありません。
ハイエンド並みの性能を発揮――「Crucial M550 SSD」徹底検証 (1/2)
ITmedia PC USER
もし、いま自分がSSDを買うなら以下の商品なんかがいいなと思います。(最初からケースに入っているモデルが便利ですよね(;´∀`))
上ではUSB3.1 gen1やUSB3.2 gen1など混ぜて紹介しましたが、扱うファイルの容量や使用している機器の対応状況に合わせて選んでみてください。
使用しているケースにもよりますが、僕が交換した様子を何枚か写真で撮りました。ぜひ参考にしてみてください。








お待たせしました。交換が完了したので、早速計測結果を見ていきましょう。計測は定番ソフトとなっているCristal Disk Mark8.0.0 x64 のUWP版を使用しました。
では、まずは旧ケースの結果から。

では、まずは旧ケースの結果から。USB2.0なので速度の理論値が480Mbps、MB/sに直すと60MB/sとなります。あくまで理論値ですしロスのことも考えれば、このくらいの速度が妥当なのかもしれません。

そして、新ケースによる計測。めっちゃ早い!!10倍ほどの転送速度が出ています。(当たり前)
新ケースはUSB3.1 gen1に対応していて、理論値は625MB/sということになるので、まずまずの結果です。これほどの速度なら重たい画像ファイルや動画ファイルなども快適に移動させられそうです。
単に端子が気に入らないからという理由でSSDのケース交換をしてみました。しかし、今回の計測結果はUSB規格の違い(技術の進歩)をまざまざと見せつけられるものになっており、本格的にSSDを使用する前に改めて気づけて良かったなと思っています。
今から新しく買う方は、大体のものがUSB3.0以上に対応したものになっているでしょうからあまり問題ないかもしれません。一方で、昔購入したケースをそのまま使い続けているという方や、データ転送に何だか時間がかかっている気がするという方は、HDDやSSDといった中身だけでなく、今一度ケースについても調べてみるといいかもしれません。本来の性能を引き出してあげられるようになるかもしれませんよ(^^)/