
みなさんこんにちは、ガジェット好きのハイデジ(@hidigicom)です。
日本メーカーという安心感とAV系に特化し、「好きを極める」とテーマに独自の世界観を築き上げているスマートフォンが「SONY Xperia(エクスペリア)シリーズ」。
2021年発売のXperia III(マークスリー)シリーズは3機種発表されていますが(Xperia 5 IIIの日本発売は未定)、手頃な価格とサイズ感で人気機種になること間違いなしの末っ子モデルがXperia 10 IIIです。
日本ではキャリア版が6月中旬以降発売予定となっていますが、今回はXperia 10 IIIの香港版(XQ-BT52)をいち早く用意しましたのでレビューを行います。
5Gと高音質オーディオへの対応で動画視聴も可能なネットワークウォークマンとして活用のも十分アリです!早速見ていきます!
目次
「SONY Xperia 10 III」は2021年発売のIII(マークスリー)シリーズにおいては末っ子の廉価機種となりますが、性能でいうとミドルレンジクラスのスマートフォンです。
前作となるXperia 10 IIと比較すると全体的な性能が底上げされているため、これからXperia 10 IIを買おうか考えているのであれば、絶対にXperia 10 IIIを購入するのがオススメです。
Xperia 10 IIIに搭載されるCPUはQualcomm Snapdragon 690 5Gというものです。このCPUがXperia 10 IIIの性能を大きく向上させたと言っても過言ではありません。
特に、Xperia 10 IIIでは5Gに対応したのも見逃せない点。まだまだエリアが狭いと言われている5Gではありますが、スマートフォンの平均使用期間は3年と長期化する中で、これから購入するスマートフォンは5G対応のスマートフォンにしておくのが◎です。
スペック比較 | Xperia 10 III | Xperia 10 II |
---|---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 690 5G | Qualcomm Snapdragon 665 |
AnTuTuベンチマークスコア | 約28万点 | 約18万点 |
内蔵メモリ(RAM) | 6GB | 4GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 128GB | 64GB |
5G | 対応 | 非対応 |
Xperia 10 IIIはXperiaシリーズ史上最も大容量となる4,500mAhのバッテリーを搭載しています(Xperia IIIシリーズはともに4,500mAhのバッテリーを搭載)。Xperia 10 IIのバッテリー容量から実に25%電池容量がアップしました。
そして上で述べたようにXperia 10 IIIミドルレンジクラスのCPUが搭載されていますが、そのメリットとして「性能とバッテリー持ちのバランスが良い」ということが挙げられます。ハイエンド端末に搭載されるCPUは「高い性能を引き出す時に大きな電力を要してしまう」のです。
つまりXperia IIIシリーズ3機種の中で、一番電池持ちの良いモデルがXperia 10 IIIと言えます。
スペック比較 | Xperia 10 III | Xperia 10 II |
---|---|---|
バッテリー容量 | 4,500mAh | 3,600mAh |
サイズ | 約154mm×約68mm×約8.3mm | 約157mm×約69mm×約8.2mm |
重量 | 約169g | 約151g |
連続通話時間 | 不明 | VoLTE(HD+)約1490分 4G(LTE)(VoLTE)約1660分 |
連続待受時間(静止時) | 不明 | 約460時間 |
近年のXperiaシリーズの特徴でもある21:9比率シネマワイドディスプレイ。この比率のディスプレイを一度使ってしまうと他のメーカーのスマートフォンを使えないという人もいるくらい動画視聴や縦画面でのWebサイト表示に適しています。
この21:9比率の有機ELディスプレイはXperia 10 IIにも搭載されていましたが、今回新たにHDRに対応したのが大きなポイント。明るい部分と暗い部分のどちらも犠牲にすることなく、自然で鮮やかな映像を楽しめます。
SONYのXperiaシリーズと言えば、同社のウォークマンで培った音楽再生技術が活かされていることで有名です。Xperia 10 IIIは新たにDSEE Ultimateに対応しました。
Xperia 1 IIから搭載されたDSEE Ultimateは、AIを活用して高音域・微細な音の再現性を向上させ、ストリーミング配信の音楽やMP3オーディオ・動画配信サービスにおける「音」をハイレゾ相当の高音質に変換する技術です。
10シリーズ初のDSEE Ultimateへの対応によって、音楽を楽しみたい人・動画を楽しみたい人にオススメできるスマホとなりました。
360 Realty Audio(サンロクマル リアリティオーディオ)はSONYの立体音響技術を活用した新しい音楽体験の名称です。
これまで360 Realty Audioが再生可能なプレーヤーは一部のウォークマンとXperia 1 IIのみでした。しかし廉価機種となるXperia 10 IIIも対応したことで、その裾野が大きく広がったように思います。
今後ハイデジドットコムでも360 Realty Audioを特集する予定です。ご期待ください!
スペック | Xperia 10 III |
---|---|
価格 | 51,480円(税込 / docomo 新規/機種変更) 53,985円(税込 / au 新規/機種変更) 54,000円(税込 / Y! mobile 新規/機種変更) |
サイズ・重量 | 約154mm×約68mm×約8.3mm 約169g |
本体色 | ブラック ホワイト ブルー ピンク イエロー(ドコモオンラインショップ限定) |
OS | Android 11 |
CPU | Snapdragon™ 690 |
内蔵メモリ | RAM 6GB / ROM 128GB |
外部メモリ | microSDXCカード(最大1TB) |
バッテリー | 4,500mAh(内蔵電池) 3年使っても劣化しにくいバッテリー |
外部接続端子 | USB Type-C |
連続通話時間 | 不明 |
連続待受時間(静止時) | 不明 |
ディスプレイ | 約6.0インチ FullHD+(2,520×1,080) HDR対応 有機ELディスプレイ |
通信 | Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth:Ver.5.1 |
5G | 対応(Sub 6) |
リアカメラ | 超広角 16mm: 8MP 1/4 F2.2 広角 27mm:12MP 1/2.8 F1.8 望遠 54mm: 8MP 1/4 F2.4 最高10コマ/秒のAE追従高速連写 10倍ハイブリッドズーム |
インカメラ | 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
オーディオ | 3.5mm オーディオジャック ハイレゾ/ハイレゾワイヤレス DSEE Ultimate 360 Reality Audio |
ゲーム | 21:9ゲーミングサポート 60Hz描写 120Hz タッチ検出 |
防水/防塵 /耐久性 | 防水(IPX5/IPX8) / 防塵(IP6X) /Corning Gorilla Glass 6 |
便利機能 | 日本語入力:Gboard メールアプリ:Gmail 画像閲覧:Google フォト |

それでは今回購入したXperia 10 IIIを確認していきたいと思います。
今回はいち早くレビューをお届けするため、香港版のXperia 10 III(XQ-BT52)を用意しました。一部国内版と使用が異なりますのでご注意ください。

香港版Xperia 10 IIIのパッケージは「本体・USBアダプター・USB Type-C to Aケーブル・取扱説明書(保証書)」となっています。おそらく国内版については既存モデルのパッケージ内容を加味すると「本体と取扱説明書(保証書)のみで薄型のパッケージ」となるはずです。

今回はブラックを購入したため確認するのが難しいですが、表面本体上部に「インカメラ・受話スピーカー・環境センサー・LED通知ライト」があります。またディスプレイを挟んで下部にはスピーカーがあります。
なお、ディスプレイは「ノッチなし・フラットディスプレイ」を採用しています。

裏面には上部に「フラッシュライト・カメラ(3眼)・NFCセンサー」が集中しています。
カメラは上から「超広角 16mm・広角 27mm・望遠 54mm」の順に並んでいますが、上位モデルで搭載される深度計測用の3D ToFセンサーは搭載されていません。
国内キャリア版のXperia 10 IIIではNFCマークが「おサイフケータイマークに変更される可能性が高い」です。
近年のXperiaシリーズはおサイフケータイ・NFCセンサーが本体裏面上部にあり、決済端末にかざしやすい位置にあることが美点になっています。ぜひともこのまま変えないでほしい点です。


Xperia 10 IIIの筐体はディスプレイ・背面がガラスとなっており、側面はマットな樹脂素材でできています。ガラスはCorning Gorilla Glass 6が採用されており、傷にも強いのが嬉しいポイント◎
保護用のシールなどを貼らずに使用していますが、ディスプレイ・背面ともに指紋が付きにくく綺麗な状態を保ちやすいです。また樹脂素材も決して安っぽくなく、ブラッグシップモデルのような高級感さえ感じられる仕様となっています。



本体左側面には「SIMカードトレイ」があります。
香港版(XQ-BT52)のデュアルSIMに対応しているため、SIMカードトレイは表裏に1枚ずつSIMがさせるようになっており、そのうちSIM2側はmicro SDカードスロットとの排他仕様となっていました。
国内キャリア版のXperia 10 IIIは「シングルSIMスロット+micro SDカードスロット」という仕様で販売されます。

続いて本体下部にはUSB Type-C端子とマイク穴があります。
スピーカーはディスプレイと側面筐体との間にあるため、本体下部は非常にスッキリとしています。なおXperia 10 IIIはモノラルスピーカーとなります。



本体右側面には上側から「ボリュームキー・電源ボタン一体型指紋センサー・Google Assistantキー」があります。
まだまだマスクを手放せない生活が続くため、スマートフォンには指紋センサーがあると便利だなとやはり思います。一方で「顔認証には非対応」となっており、他のAndroid端末では「指紋センサー+顔認証」など2つ以上の生体認証が搭載されることが一般的になりつつあることから、Xperiaシリーズにおいてもそろそろ顔認証に対応すると良いなと感じます。
<2021年6月12日追記 Google Assistantキーについて>
Google Assistantキーは、他の動作を割り当てて使用することはできないようです。しかしGoogle Assistantキーは「本体側面と同じ高さとなっている点・長押しすることで起動する点」によって日常使用での誤作動は起きていません。
任意の機能を呼び出すのに使用できれば一番良いですが、自分はGoogle Assistantを使用しないため「無い物」として特段気にすることなく使用できています。

本体上部には「3.5mmオーディオジャック・マイク穴」があり、こちらもスッキリとした印象です。
3.5mmオーディオジャックもスマートフォンでは省かれる傾向にありますが、やはりあると便利です。また先に述べたようにXperia 10 IIIはDSEE Ultimateに対応したため、より音質の良い音楽を楽しむためにも有線イヤホンジャックは必要というわけです。

それではセットアップを済ませたので、実際の使用感についても確認していきます!



まずは早速ベンチマークテストを行ってみました。
AnTuTuベンチマークテスト(V9.0.8)では総合スコアが340,104点となり、搭載されたSnapdragon 690 5GとRAM容量6GBが活きる結果となりました。参考値としてXperia 10 IIのAnTuTuベンチマークテストの総合スコアは約16万点とされていますので、ダブルスコアを記録しています。
また、注目したいのがベンチマークテスト前と後で「温度が1度しか上昇しておらず・かつバッテリーも2%しか減少していない」という点です。
確かにハイエンドモデルほどのパワフルさはありませんが、動作とバッテリー持ちのバランスの良さがベンチマークテストからもわかる結果となりました。
一方のGeekbench(5.4.1)によるテスト結果は「シングルコアが588点・マルチコアが1,616点」となりました。
目安参考値を人気機種に搭載されるCPUスコア結果を書いておくと、OPPO Reno Aに搭載されるSnapdragon 710の場合「シングルコアが約380点・マルチコアが1,500点」、AQUOS Sense 4に搭載されるSnapdragon 720Gは「シングルコア約570点・マルチコア約1,690点」となっています。

CPUスコア結果を確認していただくとわかる通り、搭載CPUの変更によりXperia 10 IIよりも格段に性能が向上しています。それはWebサイト・Twitterなどでスクロールをした時だけでなく、待受画面上でスワイプした時にも違いが感じられ、指の動作に遅れることなく画面も推移してくれるのでストレスを感じることが少ないです。
まさに基本動作から、エントリークラスからミドルレンジへの進化を感じられるようになっています。

Xperia 10 IIとほぼ同一のデザインながら古さや飽きは感じません。それほど洗練されたデザインであり、長く使える端末に仕上がっているように思います。
今回バッテリー容量が前作から25%増えている関係で、重量についても18g重くなっています。
軽さが大切という方には少々残念かと思いますが、個人的にはバッテリーとのトレードオフなのであれば仕方ないと感じる部分です。169gという重さでも最近のスマートフォンの中では比較的軽い部類なのでそれほど問題だとは思いませんでした。

ディスプレイはHDRに対応したため、より鮮やかな映像を楽しめるようになったのがポイントです◎
21:9比率のディスプレイは縦長すぎるという意見もあるのですが、Xperia 1 IIIやIIくらいのサイズ感になると確かに手に余る感じもしますが、Xperia 10 IIIはコンパクトな筐体なので特に気になりません。
映像はもちろんのことWebサイト閲覧に非常に向いており、Twitterのようなタイムラインを追っていくコンテンツをよく閲覧する方は重宝すると思います。

これに関してはさすがSONYと言えるポイントです。DSEE Ultimateに対応したことからも「エントリー~ミドルクラスのモデルにおいてもAV分野で手を抜かない」という意志表示がなされているように思います。有線イヤホンで視聴する限り少し音圧が弱いように思いますが、音に関しては満足できるレベルにあります。
360 Realty AudioにもXperia 10 IIIは対応していることから、今後それについても書いてみたいと思います。
ハイエンドモデルと異なり、モノラルスピーカーということもあり正直迫力には欠けるなという印象です。音質もXperia 10 IIから悪化したという意見もあるようです。
しかしながら、ではこれではまったくダメなのかというと、答えはノー。必要十分という基準は人それぞれではありますが、これでも問題無いという方もたくさんいらっしゃると思います。ぜひ家電量販店等でチェックしてみてください。
次はカメラです。あまりカメラレビューを行ってきていないため構図などはひどいかもしれませんが、参考程度にご覧ください。1枚目から順に「超広角・広角・望遠・10倍ズーム」と並べており、超広角については歪み補正をONにしています。
晴れているということもあり、画質はなかなか良いのではないでしょうか。全体的にはSONYならではとも言える青が強い印象です。
こちらは空や花が白飛びしてしまい木陰は黒潰れしてしまっているため、うまくHDRが効いていないのがわかります。正直ちょっと微妙ですね。。
最後は夕暮れ時というシチュエーションは同じにして、同じ花をナイトモードで撮ってみました。
今度はHDRがしっかりと効き、空も木陰もきっちりと写せています。超広角カメラだけは中心の花が白飛びしていますが、全体的には鮮やかな写真となりました。
少ししかカメラには触れられていませんが、上記の写真を踏まえるとなんでもAUTO撮影でOKというカメラでは無いようです。少しだけカメラの特性を理解してあげた上で設定を変更してあげれば、Xperia 10 IIIでも十分キレイな写真を撮影することができるでしょう。


バッテリーについては本当によく持ちます。間違いなくXperiaシリーズの中で一番バッテリー持ちが良い端末だと思います。ちなみに参考値ですがWi-Fi・Bluetooth・モバイルデータ通信・位置情報をONにした状態で「Chromeを1時間30分ほど使用して8%」、「YouTube視聴を25分間行ったところ3%」のバッテリー消費でした。
<2021年6月12日追記 バッテリー持ちについて>
その後バッテリーがなくなるまで使用を続けましたのでご報告です。
インストールしていたBattery Mixというアプリによると、2021年6月9日午後12時過ぎに95%のバッテリー残量で使用を開始。その後普通に使用を続けて2021年6月11日15時30分ごろバッテリー残量がなくなりました。
その間、使用していたアプリやシステムは上記一覧の内容となっています。
端末評価のために画面点灯時間が長時間であった点・ベンチマークテストなどCPUに負荷をかける時間が多かった点を踏まえると、丸2日以上の電池持ちというのはすごいことです。しかもコンパクトな筐体で。
おそらく電話・メール(LINE含む)・ネットというシンプルな使い方であれば丸3日は不安を感じることなく使えるでしょう。

また今回のXperia 10 IIIからはUSB PDに対応したため、急速充電が可能となりました。自分が試験した環境下においては17.5Wの出力で充電が行えており、少なくとも18Wまでの急速充電に対応しているようです。
4,500mAhを通常充電で充電すると満充電までに時間がかかるため、これは嬉しい改良と言えます。
2020年モデル「SONY Xperia 10 II」との比較も行ってみました。大きく変わった点にマーキングしています。
価格が1万円程度値上がりしていますが、その分スペックもきちんとアップしているため極端な割高感は感じません。むしろバリューフォーマネーは向上したと言えるでしょう。
スペック | Xperia 10 III | Xperia 10 II |
---|---|---|
価格 | 51,480円(税込 / docomo 新規/機種変更) 53,985円(税込 / au 新規/機種変更) 54,000円(税込 / Y! mobile 新規/機種変更) | 41,976円(税込 docomo) 43,945円(税込 au) |
サイズ・重量 | 約154mm×約68mm×約8.3mm 約169g | 約157mm×約69mm×約8.2mm 約151g |
本体色 | ブラック ホワイト ブルー ピンク イエロー(ドコモオンラインショップ限定) | ブラック ホワイト ミント ブルー(ドコモオンラインショップ限定) |
OS | Android 11 | Android 10 (11へ更新可能) |
CPU | Snapdragon™ 690 | Snapdragon™ 665 |
内蔵メモリ | RAM 6GB / ROM 128GB | RAM 4GB / ROM 64GB |
外部メモリ | microSDXCカード(最大1TB) | microSDXCカード(最大1TB) |
バッテリー | 4,500mAh(内蔵電池) 3年使っても劣化しにくいバッテリー | 3,600mAh(内蔵電池) いたわり充電 |
外部接続端子 | USB Type-C 3.1 Gen1 | USB Type-C 2.0 |
連続通話時間 | 不明 | VoLTE(HD+)約1490分 4G(LTE)(VoLTE)約1660分 |
連続待受時間(静止時) | 不明 | 約460時間 |
ディスプレイ | 約6.0インチ FullHD+ HDR対応 有機ELディスプレイ | 約6.0インチ FullHD+ 有機ELディスプレイ |
通信 | Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth:Ver.5.1 | Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth:Ver.5.0 |
5G | 対応(Sub 6) | 非対応 |
リアカメラ | 超広角 16mm: 8MP 1/4 F2.2 広角 27mm:12MP 1/2.8 F1.8 望遠 54mm: 8MP 1/4 F2.4 最高10コマ/秒のAE追従高速連写 10倍ハイブリッドズーム 120fps スローモーション録画 | 超広角 16mm: 8MP 1/4 F2.2 広角 26mm:12MP 1/2.8 F2.0 望遠 52mm: 8MP 1/4 F2.4 光学2倍ズーム ナイトモード 120fps スローモーション録画 |
インカメラ | 有効画素数約800万画素/F値2.0 | 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
オーディオ | 3.5mm オーディオジャック ハイレゾ/ハイレゾワイヤレス DSEE Ultimate 360 Reality Audio | 3.5mm オーディオジャック ハイレゾ/ハイレゾワイヤレス DSEE HX |
ゲーム | 21:9ゲーミングサポート 60Hz描写 120Hz タッチ検出 | 21:9ゲーミングサポート 60Hz描写 |
防水/防塵 /耐久性 | 防水(IPX5/IPX8) / 防塵(IP6X) /Corning Gorilla Glass 6 | 防水(IPX5/IPX8) / 防塵(IP6X) /Corning Gorilla Glass 6 |
便利機能 | 日本語入力:Gboard メールアプリ:Gmail 画像閲覧:Google フォト | FMラジオ 日本語入力:Gboard メールアプリ:Gmail 画像閲覧:Google フォト |
スペック表を見てもよくわからないという方のために、大きな変更点を5つにまとめてみました。Xperia 10 IIよりバリューフォーマネーに優れているとお伝えしたのは以下を踏まえてとなります。
- 5Gに対応
- CPUの変更・内蔵メモリの増加により処理性能が向上
- バッテリー容量が25%増加
- ディスプレイがHDRに対応し、より鮮やかに
- DSEE Ultimateへの対応
ここからは、Xperia 10 IIIと一緒に使いたいフィルム・ケースをご紹介していきます!端末購入時には揃えておくと◎です。
こちらは画面用ガラスフィルム2枚とカメラレンズ用ガラスフィルム2枚がセットになった商品です。一番コストパフォーマンスが良さそうなのでピックアップしました。価格は1,399円で、さらに150円引きのクーポンも適用可能になっています。
おなじみSPIGENからXperia 10 III用にケースが販売されます。どのケースを購入するか迷って決められないという方はSPIGENのケースを買っておけばまず間違いはありません。
SONY純正のカバーで質感・機能性ともに申し分なし!価格は少々お高いですが、端末カラーに合わせた色展開でXperiaの世界観を壊すことがありません。
こちらはAmazonで販売されている商品で現在は20%オフクーポンを適用可能です。四隅にエアポケットがついているので万が一の時も安心感がありますね。
最後はこちら。本革の栃木レザーを使用したXperia 10 III用ケースです。
本革のケースって使えば使うほど自分のものになるので使う楽しみがありますよね。個人的に革製品が好きなのでピックアップしてみました。
いかがでしたでしょうか。
自分が期待していたモデルということも熱が入って長文レビューとなってしまいましたが、本当に前作のXperia 10 IIと比較するとほぼ同じデザインながらベース部分が異なっているため、快適性は格段に向上しています。
また、同じくdocomoから発売しているSONYのXperia Ace IIは税込22,000円と魅力的な価格で販売されていますが、性能やデザイン等まったくの別物となっており、長期間使える端末を購入したいのであれば確実にXperia 10 IIIを購入することをオススメします。
今回レビューしたXperia 10 IIIは香港版(XQ-BT52)のため、一部の使用は国内版とは異なりますがぜひ購入前に参考にしてみてください。5万円前後のスマートフォンは中国メーカーを含め激戦区ですが、Xperia 10 IIIは検討のテーブルに乗せてもいい端末だと個人的には思います。
香港版Xperia 10 IIIはexpansysを利用して購入しました!海外スマホを購入するときはチェックしてみることをオススメします!
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